2008 北海道マラソン

遅ればせながら、北海道マラソンの報告をしたいと思います(o^∇^o)ノ


札幌には前日の昼過ぎに到着し、20km地点くらいからゴールまでのコースを車で下見しながら受付会場のパークホテルに向かいました。
このときの率直な感想は「こんなに走るの…??(-。−;)」でした。
真駒内から発寒まで行って、中島公園まで戻るなんて距離、普通誰も走らないですよね〜。
パークホテル付近にはランニングウェア姿のヒトや、走っているヒトもいました。
受験の時、まわりの受験生が頭がよく見えるように、みんなとても速そうに見えて、やっぱりわたしなんかが出るような大会じゃないのかも…と思ってしまいました。


そして当日…
会場には10時半ころ着きました。
3年前までは真駒内に住んでいたので、「なんかなつかし〜。」なんて思いました。
と同時に、真駒内に住んでいるころ出ていれば、ちょっと歩けば会場に行けたのに…と思いました。
もうすでにランナーたちは集まっていて、アップをしたりマッサージをしたりと大会ムード満点。
アップをしながら一般参加のスタート地点を確認しました。
この時ですでに気温は27℃。軽いアップをしただけでもすでにバテ気味…
11時50分にはスタート地点に集合しなければならないのですが、あの暑さの中、スタートまでじ〜っと立っているのが辛かったです。

ちなみにスタートラインがどこかわからないほど後ろのほうでした。
12時10分の号砲とともにスタート!!…ですが、ノロノロと歩きながらのスタート。
スタートラインに着いたときにはすでに2分40秒が経過していました。1km地点まで行くのに9分弱(笑)。あり得ないですよね〜。5kmは29分台(笑)。も〜ギリギリ\(;゚∇゚)/
とにかくかなりの人数なので、ペースよりも他のランナーにぶつからないようにということに気をつけて走っていました。
友達の応援に答えようと「キャ〜!!」なんて振り向いて手を振ったりしていたら、隣のランナーにぶつかって迷惑かけちゃいました。
今更ですけど、ホントにごめんなさい。
30kmまでは沿道の応援に手を振って答えたり、折り返しを過ぎてゴールに向かっていくトップランナーたちを見たりと大会の雰囲気を満喫しながら走っていました。
フルマラソン初挑戦、そして練習でも30kmまでしか走っていなかったわたしにとって30km以降は未知の世界。
「いったいどんな苦痛が待ち受けているんだ…o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)o」と思いながら30km地点を通過しました。
でも、なぜかここからの記憶があまり鮮明ではないんです。
鮮明ではないというか…「無」の世界に入ってしまったというような感じでだったんです。
「苦しい」「辛い」という感覚も、「楽しい」「嬉しい」という感覚もないような世界に入り込んでしまったという感じでしょうか…?
だから、思いっきり満喫しようと思っていた大通りからゴールまでの花道もただ「通過」したという感じでした。
中島公園に入ってゴールをしたときも、「あ、ゴールしたんだ。」という感じだったんですよね。
初フルマラソンだというのになんとも味けない…
走る前は中島公園でゴールするシーンを妄想して、走ってもいないのに感動して涙ぐんだりしていたんですけどね(笑)…σ(^_^;)



でも…
レース自体はホントに楽しかったです。
そして、北海道マラソンのために日々努力してきましたが、自分の努力だけではけっして走れなかったです。
レース中はもちろん、日頃からわたしを支えてくれた夫。
アドバイスをくれた同僚。
一緒に練習してくれた高校生たち。
暑い中、あの人数からわたしを見つけ出し、応援してくれたりドリンクを渡してくれた家族や友人。
見ず知らずのわたしに声援を送ってくれた沿道のヒトたち。
大会を支えてくれた、ボランティアなどすべてのヒトたち。
たくさんのヒトたちのおかげでわたしは走ることができました。
本当に、本当に心から感謝します。
大きな声で言いたいです。
「ありがとう!!」と。



そして…
初めてのフルマラソンを終えて、また思いました。
「走ってよかった」と…


(ちなみにタイムは3時間47分(ロスタイム含む)でした。3時間41分くらいを目標にしていたのですが、暑さに弱いわたしが30℃にもなる暑さの中、初フルマラソンを完走できたのだからちょっとは自分を褒めてあげてもいいかな…と思いました。)