念のために…

病院受診してきました。


結果は…
「異常ではない。でも、まだそこまで走れるほど心肺機能は回復していない。」
という感じでした。


一度心停止、呼吸停止して呼吸器につながれてしまうと、心肺機能はかなり低下
してしまうとのことです。
その心停止・呼吸停止して呼吸器につながれてからまだ半年程度しか経過し
ていない状態なら、通常であれば「普通に生活できるか運動できてもジョギング
ができる程度」だそうです。
ハーフマラソンが完走できたのはものすごいことだと言っていました。
ハーフマラソンを走って苦しくてしょうがなかったのは、今のわたしの心肺機能
がそこまで走れる状態じゃないからだと…
体調をみながら自分のペースで走っていくのはいいけれど、駅伝のように周りのペースに合わせてハードに練習していくのはまだやめたほうがいい…と言われました。


冷静に考えれば、「そりゃそうだよな…」って思います。
でも、頭ではどうしても以前の自分を思い描いてしまいます。
そして、身体もまだまだ走れると感じるのに、どうにも苦しくてたまらないという状態になって「どうしてこんなに苦しいの…?」とくやしく情けない気持ちになっていました。
代表選手に選ばれてしまったこともあり、思うように走れない自分に焦って追い込み過ぎてしまったようです。


今回は予約外で受診したため、主治医ではありませんでした。
わたしは知らないドクターでしたが、わたしの名前を聞いて「○○さん…○○さんってあの…?」とカルテを開いて「やっぱりね…」と言いました。
あの治療中の出来事は、主治医でもないドクターの記憶に残るほどインパクトがあったんでしょうね。
「看護師さんが、○○さんはすごく走るのが速くて××大会では優勝していたと話していた。それを聞いて、また走れるようになって欲しいと思っていた。それが大会に出られるようになったなんてボクは嬉しい。○○さんは納得がいかないんだろうけど…」とも言われました。
主治医でもないドクターが、退院して半年以上経っているわたしに対する看護師さんの会話まで覚えていてくれて、走れるようになって嬉しいとまで言ってくれる…わたしの命を救ってくれた人たちのためにも、自分の身体を大切にしなきゃな…と思いました。


しばらく追い込むのはやめます。
すでに別の駅伝大会のメンバーに入っていましたが、すべてはずしてもらうようお願いしました。
身体の声を聞きながら、ゆっくり回復していきたいと思います。


そして…
「走るのが好き」
「走るって楽しい」
と思える自分に戻りたいです…