第1回名古屋ウィメンズマラソン 〜後編〜

〈 20km〜25km 〉
20km過ぎと25km過ぎにはNさんの応援。
わたしの名前を書いたカードまで用意してくれていてうれしい限り(*^^*)
もうとにかく走っているのが楽しくて楽しくて、「このままず〜っと走っていたい♪」なんて思っていました。


25km地点ラップ:24’10
楽しいと思いつつも、ちょっと疲れはじめた…?


〈 25km〜30km 〉
ここは名古屋城がある区間
走りながら名古屋城が見られるなんていいな〜なんて思いながらも、徐々に笑顔が消えているのがわかりました。
もともと痛めていた種子骨はもちろんのこと、足のあちこちがちょっとずつ痛く重くなってくるのとともに、エネルギーが枯渇していくのも感じました。
27km地点で、夫からエネルギーゼリーを受け取りましたが、取るときに落としてしまい…
この時、急激に止まったので足にダメージ(>ヘ<)
(実は足のダメージ以上に、潔癖症のわたしはゼリーが道路に落ちたことにショックを受けていましたが( ̄ロ ̄lll)…) 
気を取り直してゼリーでエネルギー補給したものの、そのゼリーがものすごくドロネバ系。
事前に試してみなかったわたしが悪いのですが、口の中が気持ち悪くてしょうがない…
給水の直前にするべきでした。。。


30km地点ラップ:24’17


〈 30km〜35km 〉
「そうだよな… フルって長いんだよな… フルって甘くないんだよな…」ということを思い知る…(-_-;)
「ずっと走っていたい」なんて気持ちはどこへやら…
足が痛い…
キッツイ…
でも、みんなが同じ思いをしているんだ、とにかく手足を前に出そうと思いながら、ピッチを落とさないように意識していました。

33km地点辺りでわたしを呼ぶ夫の声が聞こえて、なんとか笑顔で手を振り…
「よし!! ゴール目指して頑張るぞ!!」と自分に気合を入れました。
でも、そのあとの上りがキツかった〜。
たいした上りでも距離でもないのですが、フラットなコースが続いているとちょっとの坂でもキツく感じますね…


35km地点ラップ:24’27


〈 35km〜40km 〉
キツイ…
キツイ…
もうあとは気力のみ。
36km過ぎでまたNさんの応援。
ヘロヘロでしたが、やっぱり応援で元気をもらえます。
37km過ぎにはチームの応援団。
もう手をあげるのも辛かったのですが、寒い中ずっと応援してくれていることに感謝の気持ちを表したくて、精一杯両手を挙げて笑顔で走りました。
「40km辺りで大学の仲間が待っている!! このまま走っていれば彼らに会える!!」
そう思いながら、ただただ必死に走り続けました。


40km地点ラップ:24’45


〈 40km〜ゴール 〉
40km地点の前だったか後だったか忘れちゃいましたが、大学の仲間たちが待っていてくれました。
大きな応援幕を持って、盛大な応援。
もうとにかく嬉しくて嬉しくて、思いっきり手を振って笑顔で応えました。
「さあ、あとはゴールを目指すのみ!!」
ドームに近づくと、ナレーションの声が聞こえてきました。

最初に聞こえたのが、「3時間19分○○秒〜」というタイム。
もうこれで20分切りは無理とわかりましたが、そんなことはどうでもいい、とにかく最後まで力を出し切ろうと思いスパートをかけはじめました。
ドームに入る前にサングラスを外し、両手をあげてFINISH!!


40km〜ゴール:10’17


ゴール後、ちょっと心臓が苦しくなって胸を押さえてうつむいていたら、「大丈夫ですか…?」と手を差し伸べるタキシード隊…
「大丈夫です、大丈夫です。」と制止すると…
「ホントに大丈夫ですか…? では、お好みの男性からネックレスを受け取ってくださいね。」と言われ、「はい。」とは言いながら、心の中では「そんなの誰だっていいから〜」と思っていました。
そう思いつつ、「あ、ここは避けよう。。。」なんて思ったりして…
結局選んでるじゃんっ(^_^;)


ティファニーのネックレス、フィニッシャーズTシャツを受け取りドームから通路に入ると、ティファニーの手提げ袋を渡され、ドリンクやらパンやら試供品やら次々と受け取っていきます。
タオルを手渡しではなく肩にかけてくれるというのがなんだか嬉しかったですね。
そのタオルのデザインもかわいいし。
「マッサージはいかがですか…?」と声をかけてくれたのでマッサージを受け、完走後の記念撮影ブースで記念撮影もしてもらい(こんなのまであるんだ〜と思いました。)、荷物を受け取るまでにけっこうな時間がかかっちゃいました。


荷物を受け取り、着替えを済ませて夫と大学仲間が待つEXPO会場へ。
みんなの顔を見たら、泣きそうになっちゃいました。
手作りクッキーのおいしかったこと…(作ってくれたのは男子学生。)



EXPO会場にて、しゃちほこを持って…(=^▽^=)
この応援幕には、応援に来ていなかった仲間や先生のメッセージも…
これは一生の宝物(*⌒▽⌒*)
ホントにわたしは幸せ者です。